2012年8月25日(
土)14:00〜16:00
演 題
林 恒美 先生「認知症のケアについて」
林 浩司 先生「糖尿病の話」
第1回 健康教室2012 in サニーウイング鳥屋野 が、行われました。
司会は、サニーウイング鳥屋野 副施設長の野田です。
記念すべき第1回目の口演は、林 恒美先生から「認知症のケアについて」のお話です。
スライドの表紙は、夏らしく“長岡花火”でした。
演題名の「認知症のケアについて」ですが、現在65歳以上の患者さんで、認知症を合併して来られる方が10人に1人という割合になっております。
今後更にその割合は増えると考えられています。
認知症は、ご本人はもちろん、その周りでかかわる方にも確かな知識を持っていただくことが大切ですので、鳥屋野で行う健康教室第1回目の内容とされました。
認知症のケアには、生活上のケアと精神的なケアとがあります。
患者さんの状況により、ケアはそれぞれ違ったものになりますので、今回のお話の内容と資料を参考に確かめてみてください。
次に、林 浩司 先生より「糖尿病の話」がありました。
糖尿病は、万病の元。脳卒中、心筋梗塞、もちろん認知症にもなりやすくなりますので、予防に努めることが大切です。
●のどがかわく ●1日の尿の量が多い ●疲れやすい
●食べてもやせる ●視力が弱る ●傷が化膿しやすい
このような症状がありましたら、高血糖による糖尿病の可能性がありますので、医師に相談してください。
血糖が高い状態が続けば、確実に血管は障害されていきます。
また細胞障害も起きます。対象は全身の臓器です!
講演会の後は、相談コーナーです。
今回は3つの相談がありました。
●アルツハイマー型認知症の経過を追った症状の変化の中で、末期に起こる「失外套症候群」について教えてください。
●どうゆうことについて注意したら認知症にならないですか?
●「平穏死」を希望しますが、対応してくれる施設が新潟にあったら教えてください。
みなさんも、普段気になることなど、なんでも遠慮なく質問してください。
これからも月に1回、健康教室を行っていきます。
「こんなことが聞きたい」という要望がありましたらお知らせください。
そのテーマでお話しさせていただきます。
最後は、デイサービスの職員によるリズム体操と、ゲームです。
第1回ということで、張りきって景品もご用意しました
(手作りの物ばかりですが・・・
)
ご参加くださいました皆様、ありがとうございました。
また次回もお待ちしております。